titlebios

BIOSとはBasic Input/OutPut Systemの略称です。
コンピュータに接続されたディスクドライブ、キーボード、ビデオカードなどの
周辺機器を制御するプログラムでマザーボード上に装着されたフラッシュ
メモリに記録されており、最新の内容に更新することができる。
パソコンの電源を入れると、まずはBIOSが起動して、パソコンに接続されて
いるHDDやキーボードなどの認識と制御を行います。
OSが起動すると、OSにそれらの機器のコントロールを渡します。

−−−BIOSの起動画面−−−

 PC電源起動後”Windowsロゴマーク”表示中にキーボードの”ファンクションキー”F2〜F10を押下する。

 PCメーカーにより異なるが、国産の場合は”F2”が殆どようです。

 自作機の私の場合は”Deleteキーです”

 

@ Standard CMOS Setup

Date:   現在の日付に合わせる。
Time:   現在の時刻に合わせる。
Hard Disk Drives: Auto,None,その他 IDEのハードディスクはここで設定します。
「IDE HDD AUTO DETECTION」とする。
Drive A: 1.44M. 3.5 in. フロッピードライブの設定です。DOS/V機の標準は,1.44MBフォーマットです。
Drive B: None FDDが2つある場合のみ,設定してください。
Floppy 3 Mode Support: Disabled

9801シリーズのフロッピー(1.2MB)タイプはここで設定しはいけない。
9801シリーズのフロッピーをWindows95で読み書きする場合は,この項目は3Modeにしないで,3Modeのドライバを用いる。

Video: EGA/VGA 通常のモニタなら,EGA/VGA。
Halt On: All Errors 通常はALL Errors。起動時にキーボードやディスク装置が見つからなかったりした場合,エラーメッセージを表示し,途中で止まる。

A Bios Features Setup

Virus Warning: Enabled 起動時のウィルス検査を行います。通常は,「Enabled」。
OSの再Setupの時は,「Disabled」にする。
CPU Level 1 Cache: Enabled CPUの1次キャッシュの設定です。通常は「Enabled」にしておきます。「Disabled」にすると遅くなる。
CPU Level 2 Cache: Enabled CPUのセカンドキャッシュの設定で通常「Enabled」。
BIOSのアップデートの際は,無効にする。
BIOS Update: Enabled  
CPU Fast String: Enabled 設定変更しないでください。
Deturbo Mode: Disabled 「Disabled」で,最大限の能力を発揮できます。
Quick Power On Self Test: Enabled メモリーチェックの回数設定です。「Enabled」で1回。「Disabled」で3回程度のメモリーチェックを行います。通常は「Enabled」でいい。
HDD Sequence SCSI/IDE First: IDE IDEとSCSIのハードディスクの同時使用の場合,どちらのハードディスクから起動させるかの設定です。
Boot Sequence: A,C 起動時に,どのディスク装置を読みに行くかの設定。
フロッピーから立ち上げたい場合には,「A,C」にしてください。
Swap Floppy Drive: Disabled FDDを2つ接続している場合,ドライブ番号の切り替え設定です。ここを「Enabled」にした場合,「Standard CMOS Setup」のFDDの設定に反映されますので,注意してください。
Boot Up Floppy Seek: Disabled 電源投入時に,フロッピーディスクを読みに行くかどうかの設定です。
Floppy Disk Access Control: R/W FDDの,R(読み),W(書き)設定です。
Boot Up Numlock Status: On 起動時に,キーボードのテンキーを使えるかどうか設定します。
Boot Up System Speed: High 起動時の,スピード設定でHighにする。
IDE HDD Block Mode Sectors: HDD Max IDEハードディスクの転送モードです。
Typematic Rate Setting: Disabled キーボードのキーを押しっぱなしにしたときのリピート設定です。
Typematic Rate (Chars/Sec): 一秒間に8文字,画面に表示します。数字が大きいほど,早くなります。(上記設定が有効になっている場合のみ)
Typematic Delay (Msec): 250ms 最初の文字が表示されるまでの遅延時間です。数字が小さいほど,早くなります。(上記設定が有効になっている場合のみ)
OS/2 Onboard Memory > 64 M: Disabled  
Secrity Option: System  
PCI/VGA Palette Snoop: Disabled  
Video Bios Shadow: Enabled ビデオカードの高速化。DOS常用で,UMBをできるだけ多く確保したい場合以外は,「Enabled」にしておきましょう。
・・・・・・・・・・Shadow: Disabled 「Disabled」にする。
PS/2 Mouse Control: Auto PS/2マウスを使う場合は「Enabled」にしておきます。

B Chipset Features Setup

Auto Configuration : Disabled SIMMのスピードに合わせてチューニングするには
「Disabled」を選択します。
DRAM Read Burst : x222 数字が小さければ小さいほどメモリの読み込みが速い。
一番小さい組み合わせを選択します。
DRAM Write Burst : x222 数字が小さければ小さいほどメモリの書き込みが速い。
ここも,一番小さい組み合わせを選択します。
RAS Precharge : 3T 数字の小さい方が高速。ただし,小さすぎるとDRAMのリフレッシュに影響する。
RAS Precharge : 3T 数字の小さい方がメモリアクセスが高速になります。
通常は2Tか3Tです。
MA Wait State : 0 W/S メモリ読み込み時に,待ち(Wait State)を設ける設定。
0 W/S にしておくこと。
DRAM Refresh Type : RAS Only  
CPU-to-PCI IDE Posting : Enabled  
USWC Write Posting : Enabled  
CPU-to-PCI Write Post : Enabled PCIバスの効率をよくし,拡張機能の速度UP。
PCI-to-DRAM Pipeline : Enabled PCIとDRAM間のパスの帯域幅を増やします。
PCI Burst Write Combining : Enabled  
Read-Around-Write : Enabled  
16-bit I/O Recovery Time : 1 BUSCLK  
8-bit I/O Recovery Time : 1 BUSCLK  
Video Memory Cache Mode : USWC